【紙DMはまだまだイケてる】バカ売れDM集客術(著者:豊田


バカ売れ DM集客術


【読んでみた感想】
仕事柄、DMは大好き。Amazonで売れているこの本、かなり期待したが、以前からDMの勉強をしている人にとっては周知の事実が多い。
DMの基本書としては非常に良いと思う。この一冊で十分DMルが作れると思います。
IT化が進み、以前は紙媒体が消滅する日が来るのではとささやかれていたが、無くなることは決してないと思います。
どの商売も最終的には人と人。お客は感情で購買する。どれだけ商品が良くても、担当営業マンが嫌いであれば買わない。感情を動かすことで、人は購買するのです。なのでパーソナルなメッセージが伝えやすい紙媒体は、感情を揺さぶるには適しており、決してなくならない。手書きのDMに、Eメールは勝てないでしょ?
ちなみに、紙のカタログもなくらないでしょう。奥さんは、カタログが大好き。ネットと比べ色目がわかりやすく、また商品を閲覧しやすいそうだ。カタログに載っている商品をネットサーフィンで見ようとすると、莫大な時間がかかる。
その点、ザッと見れるカタログはいいんですって。

【ピックアップ】
●利益を出している会社は、その利益を顧客獲得に使っています。利益を広告費にまわして、「顧客リスト」という資産に変えるのです。利益に対して、50%とかの税金がかかるのに対し、リストには税金がかからない。広告費をつかえばお金は減りますが、顧客リストが増えれば将来的に売上げをUPさせられます。有効な節税効果ではないか?

●購入した理由。1位「商品が欲しかったから」、2位「DMが来たから」

●DMを出さない理由は大きく2点。
1、コスト割れリスクが高い
2、作るのが難しそう
このような固定概念を持っているようです。

●商品のメリットを語ったたら、「理由づけ」が必要。

●キャッチコピーは自分の頭だけで作らないこと。Q&Aサイトを活用し、キーワードを見つけていく。リアルな声を取りいえるのは一番。

●見込み客以外に、もう一人ターゲットにしなければならない。車の購入を促すDMなら、ご主人だけではなく、奥さんのことも考える。

●DMを成功させる40%がリストで決まる。残り60%がオファーとクリエイティブで半々。

●売上げにつなげるためには、データを取り続けること。データはお金では買えない資産です。

●申し込み方法は、徹底的にスムーズな方法にする。