【営業されている方にも是非読んでほしい】 たった1年で“紹介が紹介を生む”コンサルタントになる法(著者:水野与志朗)


たった1年で“紹介が紹介を生む"コンサルタントになる法



【読んでみて】
 コンサルタント・・・。ん〜夢だな(笑)
 個人的なお話ですが、私は法人営業を長年しており、曲がりなりにもモノを売るのではなく、クライアントの課題をソリューションするような営業を心掛け、今も継続中です。その中で常々憧れていたのがコンサルタントといわれる職業。
いかんせん営業は、こちらからクライアントへアプローチしていくのが実状。しかし、コンサルはクライアントから相談され、経営に入り込み、企業の一員として問題を解決していく。
 私も、似たようなことを経験したこともありますが、担当者レベルでのお話です。コンサルは経営について、社長の右腕、役員クラス扱いとして、経営に関与していく仕事。・・・というイメージ。側面だけ見たコメントですかね。
 コンサルの中でも、やっぱり経営系・戦略系コンサルタントがかっこいいなと。
 30半ばのおっさんが今だに憧れてます。
 いずれは、独立してコンサルタントやりたいですね。。。

 そんな話はさておき、著者はブランド戦略を得意とされるコンサルタントとのこと。以前に出版された書籍は、新人マーケッターが勉強する教科書になっているそうです。
 こちらが著書
 



 常連のブックファーストさんで、本書の表紙タイトルを見た限りでは胡散臭いな、内容薄そうだなと正直思っていました。
 内容については、タイトル通り、コンサルや士業を職業とする方への集客テクニック(SNS活用)のようなものが書かれているのだろうと予想していました。(今は士業も飽和状態で競争が激しいですからね・・・)
 しかし、プロローグで先制パンチ。いい意味で裏切られました!ガツンと脳内に響きました。
 それはメンターから著者への助言から。
 コンサルとして独立し、壁にぶつかっていた著書が、メンターに「どうすれば、もっとうまく集客できるのでしょうか?」と質問。当初著者は、集客するには、自分の認知度を高めるべき、HP作成したり販促したりしないといけないと考えていました。
 そこでメンターはたずねました。「君に今の取引先は別のクライアントさんを紹介してくれた?」
 著者「いいえ」
 そこで、この金言。

「君が、集客のことばかり考えていて、目の前のクライアントにきちんと向き合ってないからだよ。君の仕事は集客では目の前のお客さんを成功させることであり、目の前のお客さんの課題を解決して差し上げることなんだ。・・・」


 要するに、
 目の前のクライアントだけをフォーカスしろ!コンサルティングの品質向上のために自己の成長に取り組め!クライアントが感動するような仕事をすれば、そのクライアントとは、長いお付き合いができる。いつのまにか集客は不要となり、紹介が紹介を生んでいくものだ!(私なりの解釈です!)

 この言葉、今の私にも思いっきり突き刺さりました。
 自分自身の最近の仕事ぶりを振り返ると、深く反省した次第です。
 顧客の視点で、全力でクライアントの課題解決に取り組む。わかっていても難しいことです。
 この考えができ、実際に行動できる人が一流になっていくのだと思います。

 私の会社で、コンサルタントとして独立した社員は、やはりこれができる人でしたね。
 実際に成功してます。
 たまたま、この元社員が現在コンサルしている企業の社長さんに話を聞いたのですが、元社員のコンサルとして良いところは、社員と同じ目線で、全力で一緒に課題解決に向けて考えてくれることだと。
 まさに、著者が本書で言いたかったことを体現している感じです。

 プロローグだけで、ここまで書いてしまいました。
 著者である水野さんは、この言葉に頭をガツンと打たれたようで。
 
 著者が、メンターの言葉をどう解釈し、どのように自分のコンサルティングに反映していったのか。
 紹介が紹介を生む法というより、本物のコンサルティングになるにはどうすればよいのか。それが著者の経験を通じて書かれております。
 
 結局、たくさんの付箋を貼りまくりました。

 

 クライアントの機微な気持ちを察知したコンサルティングの仕方など、非常に実践的でわかりやすく表現されております。
 
 素晴らしい良書です。コンサル系の書籍では、今のところ私の中でNo1。
 ただ、水野さんすみません。
 本日プロローグの部分しか書けませんでした!!!
 内容濃すぎ。詳細は本書にて。


本物のコンサルになりたい方は必読!


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